青本・赤い本のご紹介

通称青本と呼ばれる「交通事故損害額算定基準」(日弁連交通事故相談センター本部編)、赤い本と呼ばれる「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」(日弁連交通事故センター東京支部編)は、自動車事故の損害賠償についての理解を深めるためにご活用いただける書籍です。

それぞれの編集者が裁判例の傾向等を斟酌し、損害額算定基準として公表しています。

ご参考としてご利用いただけますが、あくまでも損害額算定のひとつの目安ですので、事件ごとの異なる事情に応じて損害額は変わってくることにご留意ください。

■青本 「交通事故損害額算定基準」

算定基準とその解説を中心に、全国の参考となる裁判例を掲載しており、隔年で改訂版を発行しています。

29訂版(令和6年2月発行)販売中

最新の29訂版では、後遺症慰謝料の基準を現在の裁判例の傾向をふまえて一部変更すると共に、損害算定における各論点に関する裁判例について追加・入替えを行いました。

東京・大阪・名古屋の各地裁交通事故専門部が推奨する一覧表方式による訴訟に関する記事、人身傷害保険に関する解説、自賠責保険の手続ほか交通事故事案処理に関する記事も、最新の情報に更新されています。

また、特集記事として、高次脳機能障害に関する医師の講演録を2つ掲載しました。いずれも、専門的な知識を必要とする高次脳機能障害事案の処理において、貴重な資料となるものです。

書店では販売しておりませんので、購入をご希望の方は、当センター本部へFAX(下記の申込書PDFをご使用ください。)でご注文いただくか、当センター本部窓口(弁護士会館14階)でも直接ご購入いただくことができます。

*新型コロナウイルス感染症対策のため、FAXによるご注文を推奨しております。

*29訂版の配送は、お申込受付順に令和6年2月中旬から随時行います。

29訂版(令和6年2月発行)
価格:2,600円(税込価格、送料はこちらで負担します。)

ご注文とお支払いは当センター本部へお願いします。

「青本」と「赤い本」は、注文先(支払先)が異なりますのでご注意ください。

【29訂版目次】

はじめに

第1章 積極損害

第1治療費 第2付添看護費 第3雑費 第4 交通費 第5葬祭費 第6家屋・自動車などの改造費 第7装具など 第8子供の学習費・保育費、学費等 第9弁護士費用 第10 その他

第2章 消極損害

第1休業損害 第2後遺症による逸失利益 第3死亡による逸失利益

第3章 慰謝料

第1傷害 第2後遺症 第3死亡 第4慰謝料に関するその他の問題

第4章 減額事由

第1 過失相殺 第2 好意(無償)同乗 第3 割合認定(素因減額)

第5章 損益相殺

第1損益相殺の当否 第2控除すべき対象となる損害の限度 第3過失相殺と損益相殺による控除の先後関係 第4共同不法行為の場合のてん補関係 第5公的保険代位と被害者の権利との優先関係

第6章 遅延損害金

第7章 物損

資料

付録 (脳外傷による高次脳機能障害相談マニュアル、自賠責保険請求と後遺障害等級認定手続の解説、後遺障害認定実務の問題点、人身傷害保険の解説(相談に必要な基礎知識)等)
<特集>
令和4年度 公益財団法人日弁連交通事故相談センター 高次脳機能障害相談
研修会講演「脳神経外科医からみた脳外傷による高次脳機能障害認定一病態と画像診断に重点を置いて一」
令和5年度 公益財団法人日弁連交通事故相談センター 高次脳機能障害相談
研修会講演「高次脳機能障害者の生活とリハビリテーション」
東京・大阪・名古屋の各地方裁判所民事交通事故専門部における一覧表を利用した審理について
平成29年民法改正と交通事故損害賠償への影響

■赤い本 「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」

東京地裁の実務に基づき賠償額の基準を示し、参考になる判例を掲載しております。上巻の基準編、下巻の講演録編のセットです。毎年2月に改訂版を発行しています。

赤い本は法曹関係者向けの専門書です。

書店では販売しておりませんので、購入をご希望の方は、当センター東京支部へFAX(申込書PDFをご使用ください。)でご注文いただくか、当センター東京支部窓口(弁護士会館3F)でも直接ご購入いただくことができます。

書籍別(年版別)に発送手数料がかかります。書籍ごとに、発送時期や梱包も別になります。

【2024年版目次】

上巻(基準編)

  • 第1 積極損害

    第2 休業損害

    第3 後遺症による逸失利益

    第4 死亡による逸失利益

    第5 慰謝料

    第6 物損

  • 第7 遅延損害金

    第8 損益相殺・損害の填補等

    第9 同乗事故における減額

    第10 素因減額

    第11 過失相殺

    第12 渉外交通事件

  • 資料(後遺障害別等級表、労働能力喪失率表、簡易生命表、賃金センサス表など)

下巻(講演録編)

  • 講演 最近の東京地裁民事第27部交通訴訟の実情

    付録(損害賠償請求調査事項整理票、訴状作成のチェックポイントなど)

    部会活動報告等

赤い本の旧年版の在庫状況については、当センター東京支部へお問い合わせください。

お問合せ先

日弁連交通事故相談センター 東京支部

TEL:03-3581-1782

■インボイス制度への対応について

令和5年10月1日から、消費税の複数税率に対応した仕入税額控除の方式として、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が開始されます。

当センターのインボイス制度への対応は以下のとおりです。

適格請求書(インボイス)発行事業者登録番号

公益財団法人日弁連交通事故相談センター 登録番号 T9010005018697

青本・赤い本等の適格請求書(インボイス)への切り替えについて

公益財団法人日弁連交通事故相談センターでは、書籍料金等のご請求について、令和5年10月1日出荷分から適格請求書(インボイス)を発行します。

消費税の計算方法について

一の請求書につき、税込金額を税率ごとに区分して合計した金額から消費税額を計算し、1円未満は切り捨てとします。

適格請求書記載事項について

当センターで発行する請求書はインボイス制度で定められた事項となります。

交通事故にあってしまった時は
まずは、ご相談ください。

・電話相談は10分程度でお願いしております。

・面接相談は30分×5回まで無料です。

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