相談事例集

慰謝料額の増額の程度に応じた解決方法の選択

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当センターの面接相談で、横断歩道歩行中にバイクに衝突され、右足脛骨(けいこつ)・腓骨(ひこつ)骨折の傷害を負った方から、加害者の任意保険会社から提示された慰謝料等についての相談を受けました。相談者は、弁護士に依頼をすると慰謝料が増額するという弁護士事務所のインターネット広告を見て相談に来た、ということでした。

そこで、相談者から怪我の内容や入通院の状況についてお話を伺い、これに基づいて慰謝料額の試算をしたところ、任意保険会社の提示する約150万円の慰謝料よりも、弁護士に依頼をしたり、裁判をしたりすれば50万円ほど増額する見込みがあったので、その旨助言しました。この助言に対し、相談者の方は、50万円程度の増額であれば、弁護士に費用を支払って依頼するのは少しもったいないし、かといって、自分で裁判をするのも難しいというお話しをされました。

そこで、この件に関して、このまま示談したくないのであれば、当センターの示談あっ旋を申し立てる選択肢があることをお話ししました。当センターの示談あっ旋は、弁護士が公平・中立な立場で示談成立のためのお手伝いをするもので、無料でご利用いただけます。

また、相談者は、弁護士費用の負担を理由として弁護士に依頼をすることをためらっておられたので、弁護士に依頼した場合の費用について補償する弁護士費用保険につき説明しました。

なお、弁護士費用保険は、必ずしも自動車保険に限らず、例えば 火災保険 やクレジットカードの特約として付けられている場合があり、そのような特約がないか,特約がある場合には,その特約が自動車による交通事故に適用できるか確認するよう助言しました。その結果、相談者は、助言を踏まえて、今後の進め方について検討をすることとなりました。

このように、事案の解決方法については、必ずしも弁護士に依頼する必要はなく、その他の解決方法もあります。また、ご自身では見落とされている事情もあるかもしれません。いずれにせよ、当センターでの面接相談は、30分5回まで無料で弁護士に相談することが出来ますので、費用については気にせず、一度、相談に来られることをお勧めします。

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当センターの法律相談でよく相談される事例を参考として紹介しています。掲載にあたっては、相談者の秘密に十分に配慮するとともに、わかりやすい内容とするために、事案を加工し、抽象化、一般化、匿名化しています。

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